中国以外でTCL最大となる研究開発センターは、人工知能における投資とイノベーションを推進する同社の取り組みの一環です。
世界のテレビ産業における3大ブランドのひとつでありコンシューマエレクトロニクス製品をリードするTCLは、中国以外では同社最大となる研究開発センターをポーランドに開設しました。このセンターは人工知能(AI)のイノベーションを推進するための専用施設です。
TCLリサーチヨーロッパと名付けられた新たな研究開発センターは、イノベーションとテクノロジーに対してTCLが継続している投資の一部です。
同センターはワルシャワ工科大学、ワルシャワ大学を始めとするさまざまな大学と協力しながら、コンピュータビジョン、自然言語処理、ビッグデータ分析などディープラーニングに基づくAI関連の研究を専門的に行います。
シャオリン・ヤン博士(TCL最高技術責任者)、TCLコーポレーション上級副社長、TCLコーポレートリサーチ所長)は次のように語っています。「TCLが主眼とする技術分野は、AIとビッグデータ、半導体ディスプレイ技術、スマートマニュファクチャリングと産業インターネットの3つです。当センターの目標は、3年以内に人工知能(AI)分野で最も影響力を持つ研究センターのひとつとして成功することです。」
TCLは2017年、年間売上収益の4.25%に相当する6億9,000万米ドル(472億元)を研究開発に投じました。この投資もとりわけAIに焦点を当てたものです。現在、TCLは26の研究開発センターと10以上の共同研究所を擁し、全世界で8,000人以上が研究開発に携わっています。2018年上期の時点で、PCT(特許協力条約)に基づくTCLの出願件数は計9,030件です。
また、AIの長期的発展を促しTCLの技術力を強化するため、香港大学や香港中文大学との産学協同を通してAI分野での研究開発投資、新規出願の識別、および能力開発を進めました。
TCLはGoogle、Amazonなど主導的なテクノロジー企業とも提携して、インテリジェントAI機能を備えた高品質テレビ製品を消費者に提供しています。たとえば新発売のAIテレビ、TCL初の8KテレビであるTCL 8K QLEDテレビ-FIBAバスケットボールワールドカップ2019エディション、TCL QLEDテレビX8、そしてIFA2018で発表された当社の新たな高級製品ラインであるLiving Windowシリーズです。
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